過去レース分析
着 | 馬 名 | 性 | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
1 | アドマイヤマーズ | 牡3 | 116 | ⑥⑦ | 33.9 | 01:32.40 | 472(+2) | 4.3 | 57 | Mデムー |
2 | ケイデンスコール | 牡3 | 114 | ⑫⑭ | 33.6 | 01:32.50 | 460(-6) | 87.7 | 57 | 石橋脩 |
3 | カテドラル | 牡3 | 114 | ⑫⑪ | 33.7 | 01:32.50 | 476(-4) | 32.8 | 57 | Bアヴド |
4 | ダノンチェイサー | 牡3 | 111 | ⑥⑦ | 34.2 | 01:32.70 | 476(0) | 10 | 57 | 川田将雅 |

勝ったのはダイワメジャー産駒のアドマイヤマーズ。
スタミナとパワーが求められました。
2、3着にはケイデンスコールとカテドラル。父はハーツクライとロードカナロアで日本王道血統。ポイントは後方からのレースをしていることでスタミナの消耗を抑えたこと。
好位につけた王道血統の有力馬は4着以下。スタミナ切れが考えられました。
着 | 馬 名 | 性 | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
1 | ケイアイノーテック | 牡3 | 114 | ⑰⑮ | 33.7 | 01:32.80 | 456(0) | 12.8 | 57 | 藤岡佑介 |
2 | ギベオン | 牡3 | 113 | ⑤④ | 34.5 | 01:32.80 | 508(+6) | 5.2 | 57 | Mデムー |
3 | レッドヴェイロン | 牡3 | 113 | ⑪⑫ | 34.1 | 01:32.80 | 474(+4) | 25 | 57 | 岩田康誠 |
4 | (外)ミスターメロディ | 牡3 | 111 | ②② | 34.9 | 01:33.00 | 486(+4) | 14.7 | 57 | 福永祐一 |

この年は例年よりも馬場が軽く、ディープ産駒のケイアイノーテックとギベオンの1,2着。3着はキングカメハメハのレッドヴェイロンで日本王道血統決着でした。
スタミナ値が高く求められ、ケイアイノーテックとレッドヴェイロンは後方からのレースでスタミナの消耗を抑えたことにより好走できたと考えます。
馬場が軽いと王道血統が強い。
着 | 馬 名 | 性 | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
1 | アエロリット | 牝3 | 112 | ②② | 34.3 | 01:32.30 | 478(-2) | 5.8 | 55 | 横山典弘 |
2 | (外)リエノテソーロ | 牝3 | 109 | ⑨⑨ | 34.0 | 01:32.50 | 450(-4) | 37.5 | 55 | 吉田隼人 |
3 | ボンセルヴィーソ | 牡3 | 108 | ①① | 35.0 | 01:32.90 | 462(-2) | 14.4 | 57 | 松山弘平 |
4 | レッドアンシェル | 牡3 | 108 | ⑩⑩ | 34.2 | 01:32.90 | 442(-14) | 14.5 | 57 | 福永祐一 |

例年と比べるとペースが緩み、スピードが一番求められました。
勝ったのは番手からレースをしたアエロリット。逃げたボンセルヴィーソは3着。
ペースが緩むと前が有利になる。後方にいるとノーチャンスでした。
着 | 馬 名 | 性 | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
1 | メジャーエンブレム | 牝3 | 112 | ①① | 35.1 | 01:32.80 | 496(-6) | 2.3 | 55 | Cルメー |
2 | ロードクエスト | 牡3 | 114 | ⑯⑯ | 33.8 | 01:32.90 | 446(-6) | 6.4 | 57 | 池添謙一 |
3 | レインボーライン | 牡3 | 113 | ⑨⑨ | 34.4 | 01:32.90 | 430(-2) | 40.7 | 57 | 福永祐一 |
4 | ダンツプリウス | 牡3 | 110 | ⑥⑥ | 34.9 | 01:33.10 | 494(-4) | 21.2 | 57 | 丸山元気 |

この年は例年より馬場が重く、ペースも早かったためスタミナが求められました。
勝ったのは逃げたメジャーエンブレム。

スピード値は「3~6」の間で求められ、スピードがめちゃくちゃ求められると云うわけではない。
スタミナ値は「5~6.5」求められるので、スタミナ値が高い競走馬を狙いたい。
王道血統を買う場合は後方からレースをするほうが、馬券になっている。
想定ラップタイム
土曜の馬場は軽く過去5年のレースと比べても一番早いくらいですが、
これから雨の予報が出ています。時計は少しかかると仮定します。
ペースはレシステンシアがどのくらいで逃げるかですが、
鞍上のルメール騎手がメジャーエンブレムで逃げた時と同等と仮定すると。
ペースが緩むということは考えにくく、例年通りハイペースが有力。
上記を踏まえて考えると、想定のラップ分析値は次のようになります。

2016年と酷似したラップタイムが想定されます。
その時の勝ち馬がメジャーエンブレム(鞍上ルメール)。
有力馬ラップタイム分析
レシステンシア
好走したレースのラップを分析します
好走ラップタイム
好走レースは次の3レースとなります。
年 | レース名 | 距離 | 性 | 着 | スピード | スタミナ | パワー | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
2019 | 阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ | 1600 | 牝2 | 1 | 3 | 6 | 6 | 113 | ①① | 35.2 | 01:32.70 | 484(-4) | 11.2 | 54 | 北村友一 |
2020 | 桜花賞GⅠ | 1600 | 牝3 | 2 | 1 | 8 | 6 | 112 | ②② | 38.2 | 01:36.3 | 482(-6) | 3.7 | 55 | 武豊 |
2019 | KBS京都賞ファンタジーSGⅢ | 1400 | 牝2 | 1 | 2 | 7 | 6 | 106 | ②② | 34.9 | 01:20.70 | 488(-2) | 13.6 | 54 | 北村友一 |

スピード値が3以下のレースで好走しています。逆に言えば、スタミナとパワーを問われるとパフォーマンスを発揮出来ると言えます。
凡走ラップタイム
次に凡走したレースを見ていきます。
凡走レースは1レースのみです。
年 | レース名 | 距離 | 性 | 着 | スピード | スタミナ | パワー | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
2020 | チューリップ賞GⅡ | 1600 | 牝3 | 3 | 8 | 2 | 5 | 106 | ①① | 34.2 | 01:33.50 | 488(+4) | 1.4 | 54 | 北村友一 |

スピード値8が求められるレースで驚くほどパフォーマンスを落としました。
スタミナとパワーを生かすラップタイムが得意なのが分かりました。
まとめ
パワー、スタミナともに高く、スピードさえ問われなけれな好走は約束されている。
ちなみに同じダイワメジャー産駒の、「メジャーエンブレム」「アドマイヤマーズ」が勝った時はスピード値が3と4でした。
今年のスピード値は雨が降ると仮定して「3」が想定されているので、バッチリ好走範囲ですね。
雨が降らなければ、高速馬場適性に疑問はあります。
タイセイビジョン
NHKマイルCの人気のタイセイビジョンの適性分析をしたいと思います。
まず、好走したレースのラップを分析します。
好走ラップタイム
好走レースは次の3レースとなります。
年 | レース名 | 距離 | 性 | 着 | スピード | スタミナ | パワー | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
2020 | アーリントンCGⅢ | 1600 | 牡3 | 1 | 1 | 7 | 7 | 111 | ⑪⑨ | 36.2 | 01:34.30 | 474(+10) | 3 | 56 | 石橋脩 |
2019 | 京王杯2歳SGⅡ | 1400 | 牡2 | 1 | 8 | 3.5 | 3.5 | 109 | ⑥⑥ | 33.5 | 01:20.8 | 460(+4) | 2.1 | 55 | Cルメー |
2019 | 朝日杯フューチュリティSGⅠ | 1600 | 牡2 | 2 | 4 | 7 | 4 | 111 | ⑫⑧ | 35.3 | 01:33.40 | 464(+4) | 5.8 | 55 | 武豊 |

前走のアーリントンCでは、スタミナとパワーのベクトルを示し、
京王杯2歳Sでは、スピードを示しており、
現状では様々な適性のラップで好走しています。
凡走ラップタイム
次に凡走したレースを見ていきます。
思ったのですが、凡走レースはありませんね。
まとめ
様々なレースで結果を出しているので、能力が高いのは間違いないと考えます。
残念ながらラップタイムからは適性が、まだわかりません。
しかし、過去5年でノーザン系で馬券になったのは、アエロリット、クラリティスカイ、アルビアーノのみ、ポイントはすべてアメリカダート血統。
あと、脚質は逃げ先行でした。
タイセイビジョンは両方とも当てはまりません。
サトノインプレッサ
NHKマイルCの人気のサトノインプレッサの適性分析をしたいと思います。
まず、好走したレースのラップを分析します。
好走ラップタイム
好走レースは次の3レースとなります。
年 | レース名 | 距離 | 性 | 着 | スピード | スタミナ | パワー | R | 通過順位 | 上り | タイム | 馬体重 | 単勝 | 斤量 | 騎手 |
2020 | 毎日杯GⅢ | 1800 | 牡3 | 1 | 3 | 6.5 | 5.5 | 111 | ⑩⑧ | 35.3 | 01:47.90 | 488(0) | 2.9 | 56 | 武豊 |
2020 | こぶし賞 | 1600 | 牡3 | 1 | 5 | 2.5 | 7.5 | – | ⑦⑥ | 34.9 | 01:38.9 | 488(+4) | 3.1 | 56 | 川島信二 |

前走の毎日杯では、スタミナとパワーのベクトルを示し、
こぶし賞では、パワーを示しており、パワー値が高いのは間違いなさそうです。
凡走ラップタイム
次に凡走したレースを見ていきます。
思ったのですが、凡走レースはありませんね。
まとめ
馬場が重くなったレースしか出走がなく、軽い馬場については未知数です。
雨が降れば毎日杯と酷似したラップタイムになるため、好走可能だと考えます。
ポイントは王道血統ですので、後方からのレースができるかになります。
前走の毎日杯では後方からのレースでしたので、同じようにレースをする可能性は高いです。
結論
今年はステップレースでタフなレースをやりつくした為、人気サイドの馬券となります。
◎レシステンシア
雨が降ることにより、2016年と酷似したラップタイムになり、条件ベスト。
〇サトノインプレッサ
毎日杯のラップタイム分析値と想定が酷似しているため、後方からのレースで好走すると考えます。好位からのレースをされるとパフォーマンスを落とすと考えます。
もし、雨が降らなかったり、早く乾いた場合は穴狙いします。

雨の影響はなく高速馬場なので予想変更。
◎ギルデッドミラー
500万下を圧勝した時の適性がフィットしそうだ。こぶし賞、アーリントンCはパワーがいる馬場で、適性から外れていたと思う。
これだけ付けば単複で十分。
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