土曜傾向
まず、土曜の馬場傾向は先週に引き続き、非常に軽いです。
土曜の結果としては下記となります。
10Rは4コーナーで12番手から33秒4の末脚でロードカナロア産駒が差し切っています。3着には人気薄(8番人気)のダイワメジャー産駒が逃げ残っています。
11Rは4コーナーで9番手から33秒3の末脚でストーミングホーム産駒が差し切っています。
33秒前半の末脚で差しが決まっています。速い末脚実績はマストです。
33秒前半の末脚での好走実績馬は下記となります。
- デゼル
- クラヴァシュドール
- リアアメリア
- マジックキャッスル
- ウーマンズハート
この中から本命を決めます。
想定ラップタイム

差しが届いているし、一番人気のデアリングタクトも積極的に行きそうにありませんので、前半はそこまで早くならないと仮定しました。
求められるスピードレンジは9です。スピードレンジ9のレースは基本的に王道血統であるディープインパクト、ロードカナロア、キングカメハメハ、ハーツクライ産駒が優位です。キズナ産駒も王道血統となりそうですので、加えてもよいかもしれません.
33秒前半の末脚での好走実績馬はすべて王道血統でしたので、間引けませんでした。
33秒前半の末脚での好走実績馬のなかで、スピード値9実績馬は下記となります。
- デゼル
- クラヴァシュドール
- リアアメリア
- ウーマンズハート
結論
◎クラヴァシュドール
2戦目のサウジアラビアロイヤルカップ(1着)は、超高速馬場でレコード決着でした。勝ったサリオスはハーツクライ産駒で、皐月賞2着、ダービーでも2番人気になるであろうことから、相手が悪かったと言えます。3着には3馬身以上離していますし、ハイパフォーマンスだったと判断しました。このレースはスピードレンジ9で高速馬場適正とスピードは十分あることを証明しています。
次に阪神ジュベナイルフィリーズでは、スピードレンジ3のレースであり、スタミナが求められました。ここでは3着でしたが、スタミナの下地は十分もっていることを証明したと思います。
4戦目のチューリップ賞ではスピードレンジ8のレースとなり、鼻差の2着でスピードレンジの高いレースで世代トップレベルの能力を証明しています。
5戦目の桜花賞は、スピードレンジ1のレースとなり、オークスとは違う適性が求められ4着でパフォーマンスをおとしましたが、スタミナとパワーの下地は十分感じられ、オークスで巻き返す可能性は大いにあると思います。
牝馬のハーツクライ代表産駒である、リスグラシューはオークスで5着でしたが、この年はペースが非常に遅く後方からのレースとなったため、前で競馬した馬と、スピードとパワーが勝る馬に屈しました。
クラヴァシュドールは、ある程度位置も取れるため、適性的にはハーツクライ産駒唯一オークス馬であるヌーヴォレコルトを彷彿とさせます。
〇リアアメリア
アルテミスSのパフォーマンスが圧巻で、阪神ジュベナイルフィリーズでは1.8倍に支持されましたが、掲示板にも載れませんでした。
アルテミスSはスピードレンジ9でスピードが要求され、阪神ジュベナイルフィリーズはスピードレンジ3でスタミナが要求されパフォーマンスを下げました。
オークスはスピードレンジ9と推測しているため、スピードが要求されます。スピードはアルテミスSの実績から十分あると判断できますが、タフなレースになった阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞では惨敗しており、オークスは距離が800m延長するため、スタミナもある程度の下地は見せてほしいところでしたが、馬場は超高速馬場ですので、スタミナの消費が少なく評価を上げました。
最後方からスタミナを温存してどこまで差して来れるかという判断でしょう。
最大の穴馬はコレ↓
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