オークス 有力馬 ラップタイム分析

デアリングタクト

桜花賞はスピードレンジ「1」、エルフィンステークスはスピードレンジ「3」でした。スピード値3以下のレースしか出走しておらず、スピードレンジ7以上のレースは未知の領域です。皐月賞のサトノインプレッサと同じパターンです。高速馬場に対応できるのかが焦点でしょう。

また、血統的には父エピファネイアでロベルト系です。エピファネイア産駒は初年度産駒なので傾向が読めませんが、父父はシンボリクリスエスで芝馬の代表産駒はエピファネイア、ストロングリターン、サンカルロあたりでしょうか。

これはロベルト系全般に言えることですが、基本的にスピードレンジは高くありません。スピードレンジ5以下がテリトリーとなります。

そういった観点でみると、デアリングタクトにとって桜花賞とエルフィンステークスは自分のテリトリーのレースでした。

オークスは週初めの分析のように、スピードレンジが7以上になる想定ですので、デアリングタクトにとってテリトリー外のレースとなるといえます。

ロベルト系牝馬の代表産駒であるウオッカもテリトリーはスピードレンジ5以下でしたが、ダービーをスピードレンジ9で勝ちましたが、世代戦では能力で適性を凌駕した結果だと思っています。また、この年の牡馬は低レベルだったと記憶しています。古馬になるとヴィクトリアマイルや毎日王冠など、スピードレンジの高いレースで取りこぼしています。

ウオッカのように歴史的名馬であれば能力の高さで好走するかもしれませんが、私は本命にはしない予定です。

デゼル

2戦目のスイートピーS(1着)を分析すると、このレースはスピードレンジ「9」でした。1000m通過61秒1のスローペースを後方で我慢し、上がりは32秒5と瞬発力の高さを見せつける内容でした。今回は距離が600m伸びるので、折り合いに不安がないというのは大きな武器で、高い瞬発力もオークスの傾向に合致します。

血統は父ディープインパクトで王道血統であり、東京2400のレースに勝つには相応しいです。母系は重厚すぎるかなと思いましたが、シンハライトもハープスターも父ディープインパクトで母系が重厚な血統構成で好走しているため、問題ないと判断します。

しかし、ヴィクトリアマイルのように前が止まらない競馬になると厳しいですね。

土曜の競馬を見て最終判断したいと思います。

クラヴァシュドール

2戦目のサウジアラビアロイヤルカップ(1着)は、超高速馬場でレコード決着でした。勝ったサリオスはハーツクライ産駒で、皐月賞2着、ダービーでも2番人気になるであろうことから、相手が悪かったと言えます。3着には3馬身以上離していますし、ハイパフォーマンスだったと判断しました。このレースはスピードレンジ9で高速馬場適正とスピードは十分あることを証明しています。

次に阪神ジュベナイルフィリーズでは、スピードレンジ3のレースであり、スタミナが求められました。ここでは3着でしたが、スタミナの下地は十分もっていることを証明したと思います。

4戦目のチューリップ賞ではスピードレンジ8のレースとなり、鼻差の2着でスピードレンジの高いレースで世代トップレベルの能力を証明しています。

5戦目の桜花賞は、スピードレンジ1のレースとなり、オークスとは違う適性が求められ4着でパフォーマンスをおとしましたが、スタミナとパワーの下地は十分感じられ、オークスで巻き返す可能性は大いにあると思います。

牝馬のハーツクライ代表産駒である、リスグラシューはオークスで5着でしたが、この年はペースが非常に遅く後方からのレースとなったため、前で競馬した馬と、スピードとパワーが勝る馬に屈しました。

クラヴァシュドールは、ある程度位置も取れるため、適性的にはハーツクライ産駒唯一オークス馬であるヌーヴォレコルトを彷彿とさせます。

リアアメリア

アルテミスSのパフォーマンスが圧巻で、阪神ジュベナイルフィリーズでは1.8倍に支持されましたが、掲示板にも載れませんでした。

アルテミスSはスピードレンジ9でスピードが要求され、阪神ジュベナイルフィリーズはスピードレンジ3でスタミナが要求されました。

オークスはスピードレンジ7以上と推測しているため、スピードが要求されます。スピードはアルテミスSの実績から十分あると判断できますが、タフなレースになった阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞では惨敗しており、オークスは距離が800m延長するため、スタミナもある程度の下地は見せてほしいところでした。

最後方からスタミナを温存してどこまで差して来れるかという判断でしょう。

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